独断と偏見に基づく用語の説明

   

・不良品
工程を稼働させるにあたって、必ず発生するもの。不良品が出荷される事によって生じる損失が小さければ、そのまま出荷してもかまわない。(普通はそう言う判断にはなりません。)

・検査
工程状態の確認や、不良品の検出を目的とする。 『不良品出荷による損失>検査のコスト』の場合に実施される。主に工程のぶれが大きくなる場所や、出荷前に行われる。

・品質規格
顧客が求める最低限の品質。工程は、品質がこの規格内に入る様に設計される。究極の品質を目指してもコストが増大するだけなので、無意味である。(テレビ番組で究極の品質を目指す人々が紹介されますが、あれはそのコストに見合うだけのお金を出す顧客が居るから成り立ちます。)

・全数検査
非破壊で検査が可能で、検査のコストが低いときに実施される検査。不良品発生による損失が極めて大きい場合や、工程能力が低く、不良品が頻出する場合に適用される。検査そのものに不確かさがあるので、全数検査を行っても不良品が出荷される可能性はあります

・抜き取り検査
ロットの代表サンプルを取り、その検査結果をもってロットの品質を判断するもの。当然の事ながら、工程が安定していることが前提です。検査コストを安くすることが出来るので、普通はこの方法を使います。

工程能力指数
 Cp値とも呼ばれ、以下の式により導かれる。
Cp= 設計公差/ 標準偏差の6倍

・設計公差
許容される変動幅この値が1.33ならば、不良率は100万個中3.4個となる。実質的に不良0といえるので、抜き取り検査が可能となる。

    工程が不安定になる
       ↓
    製品の特性値の変動が大きくなる
       ↓
     標準偏差が大きくなる
       ↓
     工程能力指数は低くなる