2種講習(労研)

   
開催場所とメンバー(実施年 2004年)
神奈川県にある「労働科学研究所」で受講しました。他にも東京と大阪で実施されているようです。
メンバーは40人前後で、30代くらいの方がほとんどでした。女性も数名いました。大学職員、メーカーの衛生部門、計量事業所の社員、薬剤師の方で占められていたようです。



講習に先立ち必要な準備
・関数電卓の統計モードに慣れておいてください。講習中の演算で標準偏差と平均値を算出します。講習で計算機を用いた評価値の算出法について教えてくれますので、準備はこれだけで大丈夫です。計算の予備講習があるようですが、私にはその必要性は感じませんでした。受講された方、情報をください。
・化学計算は出来なくても大丈夫です。何とかなります。
・作業着は上着だけ持っていけば充分です。

周りにコンビニがないので、可能であれば弁当を持参した方がいいです。会場で主催者にあらかじめ頼めば、仕出し弁当を注文してくれます。


講習の概要
1日目
1日中講義があります。内容は以下の通りです。

・労働衛生について
 講師は労働衛生コンサルタントの資格を持つ産業医の方でした。講義内容は主に以下の三点でした。
         労働衛生の基本的な考え方
         有害物質による健康障害のプロセス
         作業環境改善の原則

 
トルエンといえば馬尿酸だそうです。講習中何回も連呼されていました。ばっちり修了試験に出てきました。


・デザイン・サンプリングについて
 講師はお爺さんでした(偉いらしい)。デザインについての一般的な説明でした。特記するべき点はありませんが、修了試験で出す内容も同じトーンで話していたので、注意が必要です。



2日目
この日も終日講義でした。いよいよ計算が出てきます。

・サンプリングの実務

 先生は労働科学研究所の職員の方でした。
         鉱物性粉じんの質量濃度測定法について
         相対濃度計の原理と使い方
         
関数電卓を用いた評価値の算出法

 後半は相対濃度計を用いた実習でした。異なるタイプの相対濃度計を用いて、班に分かれて蚊取り線香の煙を測定しました。普段触れない機械だから、なかなか楽しかったです。得られたデータから第一評価値、第二評価値を算出し、レポートを提出して終了です。この時点で計算が出来ない人は、居残りをくらいます(先生は教えてくれないので、終わった人を捕まえて教えを請うしかありません)。私はさっさと帰りましたが、2名ほどかなり遅くまで残った方が居たそうです。順調に終われば4時半頃には帰れます。



3日目
三日連続は疲れます。この日は修了試験が予定されていました。しかし、5択だと思いこんでなめてかかっていました。

・有機溶剤の測定法について(検知管法について)

 先生はどんな方だったか覚えていません。かなり疲れています。内容は以下の通りです。
          検知管法について(適用できる範囲)
          質量濃度変換係数の求め方について
          換算値変換定数の求め方について
          検知管の取扱法

 後半は前日と同様実習でした。測定値より換算値変換定数を求め、その後評価値を求めました。


修了試験について
修了試験は記述式の問題でした。出来はあまり良くなかったです。講習中さんざん「落とすこともあるから、まじめに受講しなさい。」と脅されていただけに、少々焦りました。出題された内容については覚えていませんが、講義中に説明されたことしか出ませんでした。配点は計算問題が特に高いらしいです。
他の受験者の話を総合すると、5割~6割あたりに合格ラインがあると思われます。私は講習中3人の方と知り合いましたが、私も含めて4人とも合格しました。

他の講習機関でこの講習では、実技試験もあったようですが、今回の講習では実技試験はなかったです。

3週間後、修了証が届きました。落ちていると思っていたので、心底安堵しました。


講習の感想

講義は非常に興味深い内容で、面白かったです。修了試験は「
5択だろう」と決めてかかっていました。これから受講される方は修了試験が記述式だと言うことを念頭に置かれた方がいいと思います。毎日の復習をお薦めします。